2004年07月29日
昔の映画
たまたま見ていたチャンネルで、「80日間世界一周」(1956年、アメリカ)をやっていた。
コメディで大物俳優も多数出演しているのだが、映画中でのインディアン(ネィテイブアメリカン)の描かれかたに唖然とした。
ただ好戦的で野蛮なだけの種族というステレオタイプ。当時の社会で、彼らがどのような目で見られていたかがよく分かる。
(当時の社会背景としては、http://www.satsuben.or.jp/html/19report/re000309.htm が詳しい。)
過去の出来事を、現在の価値観や視点で評価、断罪する無意味さは理解している。現在だって、未来から見れば「あの頃は理想の時代だった」と美化する人もいるだろうし、逆に「表面的な正義が幅をきかす、嫌な時代だった」と見る人もいるだろう。
結局、主人公達に全く感情移入できずに途中でチャネルを変えてしまった。
ただ好戦的で野蛮なだけの種族というステレオタイプ。当時の社会で、彼らがどのような目で見られていたかがよく分かる。
(当時の社会背景としては、http://www.satsuben.or.jp/html/19report/re000309.htm が詳しい。)
過去の出来事を、現在の価値観や視点で評価、断罪する無意味さは理解している。現在だって、未来から見れば「あの頃は理想の時代だった」と美化する人もいるだろうし、逆に「表面的な正義が幅をきかす、嫌な時代だった」と見る人もいるだろう。
結局、主人公達に全く感情移入できずに途中でチャネルを変えてしまった。
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この記事へのコメント
1. Posted by ふれでりっく
2004年07月29日 14:59
インディアンは今でもゲットーに住まわされています。
流石ナチスドイツを駆逐した連合国の大将、アメリカ合衆国は自由と民主主義の国ですね〜。
流石ナチスドイツを駆逐した連合国の大将、アメリカ合衆国は自由と民主主義の国ですね〜。